【なぜ?】右のお尻が大きく見えて、左は下がって見える理由とは?
- ちひろ 小野
- 7月10日
- 読了時間: 3分
【なぜ?】右のお尻が大きく見えて、左は下がって見える理由とは?
「鏡で見たときに、なんだか右のお尻だけ大きくて、左が下がって見える気がする…」
そんな違和感、感じたことはありませんか?
実はそれ、単なる「脂肪のつき方」や「姿勢のクセ」だけではなく、
身体の使い方の偏り=筋肉のアンバランスが原因かもしれません。
この記事では、
ピラティスや姿勢評価の観点から、「右のお尻が大きく・左が下がって見える」理由とその解消法を解説します。

■ なぜ右のお尻が大きく、左が下がって見えるの?
これは「骨盤の歪み」や「筋肉の左右差」によって起こる、意外と多くの人に見られる現象です。
☑︎よくある体の使い方パターン

つまり…
「よく使われている側=右」は発達して大きく張り出しやすく、
「使われにくい側=左」は垂れやすく、小さく見える」のです。
■ 姿勢のクロスパターンが影響しているかも?
姿勢の中には、無意識のうちに起こる**“ねじれパターン”**があります。
たとえばこんなパターン:
右の肩が上がって前に出る(肩甲骨が挙上・外転)
左の骨盤が上がって内旋する(体幹が左回旋・左側屈)
この状態で日常を過ごしていると、筋肉の使い方にも大きな左右差が出てしまいます。
■ 自分でもできるセルフチェック方法
鏡の前に立って、骨盤と肩の高さを見てみましょう
片足立ちになったとき、どちらが安定しやすいか感じてみましょう
歩いたとき、左のお尻が「しっかり使えている」感じがありますか?
「左足をただ“置いているだけ”」という感覚がある場合は、
左殿筋群がうまく使えていないサインかもしれません。
■ 改善のためのピラティスアプローチ
🔸 おすすめのエクササイズ
左中殿筋・大殿筋を活性化する種目
→ サイドレッグリフト、ヒップヒンジ with バンド など
骨盤の左右バランスを整えるピラティス種目
→ ショルダーブリッジ(左右均等に)、
イヴズランジ、ランニング
肩甲骨と骨盤の連動を整える種目
→ ローテーション with ストレッチポール、スパインツイスト
🔸 日常でできる意識ポイント
立っているときは左右均等に荷重するクセをつける
左足でしっかり地面を蹴る意識を持って歩く
右のお尻が硬くなっている場合は、ストレッチやリリースで緩めることも大切
■ まとめ
「右のお尻が大きくて、左が下がって見える」
それは体のねじれや筋肉の使い方の差によって、誰にでも起こりうる“左右差”のサインです。
放っておくと見た目だけでなく、腰痛や股関節痛などの原因にもつながりかねません。
身体の左右差に気づいたら、それは
「整えるチャンス」
ピラティスで身体の中心から整え、美しいラインと動きやすい身体を一緒に目指しましょう。







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